この記事の結論 ついに Macがタッチ操作に対応 しました。新しい MacBook Pro は、画面に指で触れてピンチで拡大したり、ウインドウをダブルタップで全画面にしたりできます。画面は有機ELを2層重ねた 「PROLED XDR」 で、ピーク輝度は最大2,000ニト、リフレッシュレートは10〜120Hzの可変式。さらに 14インチは220g、16インチは320g軽く なり、背面の 光るAppleロゴが10年ぶりに復活 しました。発売は 11月6日、価格は 14インチが49万9800円から。ただし、チップは3月に発表された M5 Pro / M5 Max と同じ で、処理性能そのものは変わっていません。同じ M5 Pro を積んだ 旧デザイン(液晶・タッチ非対応)のモデルも併売 されていて、差額は14インチで7万円、16インチで8万円 です。つまり、この7万円は 「有機EL・タッチ・軽さ・光るロゴ」の代金。毎日持ち歩く人や、画面の美しさが仕事に直結する人なら払う価値があり、速さだけが欲しいなら旧デザインや M6 の14インチ(33万9800円から)で十分 です。
Macは、長いあいだ「タッチパネルを付けない」パソコンでした。
その方針が、2026年10月に変わりました。Appleは Macとして初めてタッチ操作に対応した MacBook Pro を発表しました。有機ELの画面、大幅な軽量化、そして懐かしの光るリンゴ。話題には事欠きませんが、価格は最低でも約50万円です。
何が変わって、何が変わっていないのか、そして どのモデルを選ぶべきか を整理します。
発売日と価格
| モデル | 画面 | タッチ | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| M5 Pro 14インチ(新デザイン) | 有機EL(PROLED XDR) | 対応 | 499,800円〜 |
| M5 Pro 16インチ(新デザイン) | 有機EL(PROLED XDR) | 対応 | 599,800円〜 |
| M5 Max 14インチ(新デザイン) | 有機EL(PROLED XDR) | 対応 | 769,800円〜 |
| M5 Max 16インチ(新デザイン) | 有機EL(PROLED XDR) | 対応 | 829,800円〜 |
| M5 Pro 14インチ(旧デザイン・併売) | 液晶(Liquid Retina XDR) | 非対応 | 429,800円〜 |
| M5 Pro 16インチ(旧デザイン・併売) | 液晶(Liquid Retina XDR) | 非対応 | 519,800円〜 |
| M6 14インチ(標準モデル) | 液晶(Liquid Retina XDR) | 非対応 | 339,800円〜 |
予約は10月29日に始まっていて、発売は11月6日 です。

同じ M5 Pro・同じ構成で比べると、有機ELとタッチの分の差は、14インチで7万円、16インチで8万円 です。
何が新しくなったのか
1. タッチ操作 ── 「必要なときだけ触れる」
Macで初めて、画面を指で操作できるようになりました。
- 写真を ピンチで拡大
- スライドを 指でドラッグ して並べ替え
- ウインドウを ダブルタップで全画面 に
ポイントは、キーボードとトラックパッドはこれまでどおり だということです。iPadのようにタッチ中心で使うのではなく、「ちょっと指で触ったほうが早い」ときの もう一つの選択肢 という位置づけです。報道では、タッチ入力を完全にオフにする設定もあると伝えられています。
2. 画面 ── 有機ELを2層重ねた「PROLED XDR」
| 項目 | 新デザイン(PROLED XDR) | 旧デザイン(Liquid Retina XDR) |
|---|---|---|
| 方式 | 有機EL(2層重ねたタンデム型) | 液晶(ミニLEDバックライト) |
| ピーク輝度 | 最大2,000ニト | 最大1,600ニト |
| コントラスト比 | 10,000,000:1 | 1,000,000:1 |
| 色域 | P3 に加えて Adobe RGB にも対応 | P3 |
| リフレッシュレート | 10〜120Hz(可変) | 最大120Hz(ProMotion) |
写真や映像の仕事をする人にとっては、Adobe RGB に対応したことが地味に大きい ポイントです。印刷を前提にした色の確認が、本体の画面でしやすくなります。
3. 軽く、薄く ── 14インチは220g、16インチは320g軽量化
| サイズ | 旧モデル | 新モデル | 差 |
|---|---|---|---|
| 14インチ | 1.60kg | 1.38kg | −220g |
| 16インチ | 2.14kg | 1.82kg | −320g |
毎日カバンに入れて持ち歩く人にとっては、性能よりもこの差のほうが体感しやすいかもしれません。
4. Dynamic Island と光るリンゴ
- Dynamic Island ── iPhoneでおなじみの画面上部の領域がMacにも。通知や再生中の音楽、AirDrop、Siriの呼び出し口として使えます
- 光るAppleロゴ ── 背面のAppleロゴが光る仕様が 10年ぶりに復活 しました
変わっていないこと:チップは3月と同じ
ここが判断のいちばん大事なところです。新デザインの MacBook Pro が積んでいるのは、今年3月に発表された M5 Pro / M5 Max と同じチップ です。
つまり、処理の速さそのものは、旧デザインの M5 Pro モデルと変わりません。「動画の書き出しが速くなる」「重いアプリがサクサク動く」といった期待で新デザインを選ぶと、7万円分の違いを感じにくいかもしれません。
どれを買うべき?
| あなたのタイプ | おすすめ |
|---|---|
| 毎日持ち歩く・出張が多い | 新デザイン(14インチ) ── 220gの軽量化は大きい |
| 写真・映像の色を厳密に見たい | 新デザイン ── 有機EL・Adobe RGB対応 |
| 速さが欲しいだけ・据え置きで使う | 旧デザインの M5 Pro ── 同じチップで7万円安い |
| 一般的な仕事・学習用で十分 | M6 の14インチ ── 33万9800円から |
| タッチは要らない・画面は外部モニター | 旧デザインか M6 ── 新デザインの強みを使いきれない |
7万円の差は「有機EL・タッチ・軽さ・光るロゴ」の代金 と考えると、自分にとって払う価値があるかどうかが判断しやすくなります。
MacBook Pro と一緒にそろえたいもの
1. 表示付きUSB-Cハブ
MacBook Pro を外部モニターや有線LAN、SDカードにつなぐなら、USB-Cハブがあると便利です。Ankerの新しいハブは、どのポートで何Wが出ているか、どの速度でつながっているか を本体の画面に表示してくれます。ただし Macでは2台のモニターを別々の画面として使えないことが多い ので、2画面にしたい人は注意してください(詳しくは 表示付きハブの記事)。
2. 持ち歩き用の充電器
軽くなった MacBook Pro を持ち歩くなら、充電器も小さくまとめたいところです。100W・3ポートの充電器なら、MacBook Pro とスマホ、タブレットを1台でまとめて充電できます。
3. 据え置きで使うなら、外部モニター
家や会社では外部モニターにつないで使う、という人は、新デザインの画面を活かす場面が少ない かもしれません。その場合は旧デザインのモデルを選び、浮いた7万円で外部モニターをそろえるのも賢い選択です。2画面の効果については 仕事が速くなるガジェットの記事 で研究データを紹介しています。
よくある質問 (FAQ)
Q1. Apple Pencil は使えますか?
A. 2026年11月2日時点の報道では、MacBook Pro の Apple Pencil 対応については伝えられていません。タッチ操作は指で行うものと考えておくのが安全です。
Q2. タッチ操作は、使わないならオフにできますか?
A. 報道では、タッチ入力を完全にオフにできる設定があると伝えられています。画面に触れてしまうのが気になる人も、設定で切り替えられます。
Q3. M6 の14インチとの違いは何ですか?
A. M6 の14インチは 液晶・タッチ非対応の標準モデル で、価格は33万9800円からです。新しいチップを積んでいますが、画面は従来の液晶です。有機ELやタッチが要らず、価格を抑えたい人に向いています。
Q4. 今持っている MacBook Pro から買い替えるべきですか?
A. M5 Pro / M5 Max の旧デザインを持っている人なら、処理性能は同じなので、軽さと画面に魅力を感じるかどうか だけで判断できます。M1〜M3 世代を使っている人なら、性能の向上も含めて買い替えの価値は大きくなります。
まとめ
- Macとして初めてタッチ操作に対応 した MacBook Pro が 11月6日発売、49万9800円から
- 画面は 有機ELの「PROLED XDR」。最大2,000ニト、Adobe RGB対応、10〜120Hz
- 14インチは220g、16インチは320g軽量化。Dynamic Island と 光るAppleロゴ も
- ただし チップは3月と同じ M5 Pro / M5 Max。処理性能は変わらない
- 旧デザインとの差は14インチで7万円。この7万円は「有機EL・タッチ・軽さ・光るロゴ」の代金
- 持ち歩く人・色にこだわる人は新デザイン、速さだけなら旧デザインか M6 の14インチ
「タッチ対応のMac」は、Appleが長く避けてきた一線でした。その一線を越えた最初のモデルは、性能ではなく 体験 を変えるMacです。自分が毎日どう使っているかを思い浮かべて、7万円の価値があるかを決めてください。
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本記事は 2026年11月2日時点 の Apple の発表内容と国内メディア(gori.me、ギズモード・ジャパン、ASCII.jp ほか)の報道に基づく編集部の調査記事です。編集部は実機を使用していません。旧デザインのモデルの価格は報道に基づくもので、構成によって異なります。価格・仕様は変更される場合があるため、購入時は必ず Apple 公式サイトで最新情報をご確認ください。当サイトの広告表示については アフィリエイト開示 をご覧ください。