iPhone Duo 発売 — レビューで分かった買っていい人と5つの注意点
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iPhone Duo 発売 — レビューで分かった買っていい人と5つの注意点

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この記事の結論 初の折りたたみiPhone 「iPhone Duo」が10月23日に発売 されました。国内の実機レビューの評価は 「作りは非常にハイクオリティ、ただし今日の時点では課題もある」 でほぼ一致しています。折り目はほとんど目立たず、マット仕上げの画面で電子書籍が紙のように読める。一方で 重さは254g(iPhone 18 Pro Maxより重い)、発売時点では多くのアプリがまだ大画面に最適化されていない、画面分割は2アプリ・1対1まで、望遠カメラなし という注意点があります。価格は 36万4800円から、平均の4.6年使うと 1日あたり約217円。「新しいものを最初に使うこと」に価値を感じる人と、電子書籍・資料閲覧が多い人なら買い、そうでなければ アプリ対応が進む数か月後か、次の世代を待つ のが賢明です。なお 充電器は付属しません。急速充電には60W以上のUSB-C充電器が必要です。

ついに、iPhoneが折りたためるようになりました。

2026年10月23日、Apple初の折りたたみスマートフォン iPhone Duo が発売されました。予約開始直後から注文が殺到し、Apple Storeでの到着予定は12月までずれ込んでいます。

36万円を超えるこのiPhoneは、実際どうなのか。国内の主要メディアの実機レビューを読み比べて、評価された点・注意すべき点・買っていい人 を整理しました。

発売日・価格・入手状況

項目内容
発売日2026年10月23日(金)
価格(Apple Store・税込)256GB 364,800円 / 512GB 399,800円 / 1TB 469,800円 / 2TB 574,800円
カラースターホワイト / ナイトスカイ
入手状況予約直後でも Apple Storeの到着予定は12月 ごろと報じられるほどの品薄

⚠️ フリマサイトでの購入には注意してください。 発売前から高額での転売出品が相次ぎ、50万円以上の値がついたものもあると報じられています。正規の販売店以外で買うと、保証や本物かどうかの確認で困ることがあります。

スペックの要点

項目iPhone Duo
チップA20 Pro
画面外側 5.4インチ / 内側 7.6インチ
重さ254g
厚さ閉じて 11.3mm / 開いて 5.2mm
カメラメイン+超広角(望遠なし)
生体認証Touch ID(電源ボタン一体型)。Face IDは非搭載
SIMeSIMのみ(物理SIMトレイなし)
充電USB-C有線 / MagSafe / Qi2(ワイヤレスは最大25W)

レビューで評価された点

国内の実機レビュー(AV Watch・Business Insider Japan ほか)で共通して評価されていたのは、次のような点です。

  • 折り目がほとんど目立たない ── 画面をマットな「ナノテクスチャー仕上げ」にしたことが大きく、暗い画面を斜めから見て、ようやく分かる程度
  • 電子書籍が紙のように読める ── 映り込みがほぼなく、途中まで折った状態で文庫本のように持てる
  • 閉じると「パスポートサイズ」 で、手に持つとコンパクトに感じる
  • カメラが横並びの配置 なので、横持ちで撮っても指がレンズにかかりにくい
  • インカメラが画面の下に隠れている ので、使わないときは穴が見えない

AV Watch のレビューは、「アップルはじっくりと時間を使い、良い折りたたみ型スマホを作った」 と締めくくっています。

レビューで指摘された5つの注意点

1. 重い ── 254gは iPhone 18 Pro Max より重い

iPhone Duo は 254g。いちばん大きい iPhone 18 Pro Max(249g)よりも重く、ライバルの Galaxy Z Fold8(201g)より 53g重い と指摘されています。片手で長時間持つ使い方には向きません。

2. 発売時点では、多くのアプリが「まだ」

レビューでいちばん多く指摘されていたのがこれです。発売直前の時点で、Kindleなど多くのアプリが大画面に最適化されておらず、中央に細く表示されたり、引き延ばして表示されたりしていました。

Business Insider Japan は 「驚くほど多くのアプリが、まだ本領を発揮できない」 と書いています。Apple純正の「写真」「ブック」などは対応済みで、ほかのアプリも順次対応していくと見られますが、解消には時間がかかる というのがレビューの共通した見方です。

3. 画面分割は「2アプリ・1対1」まで

大画面を生かした画面分割は、同時に使えるのは2つのアプリまで、比率も左右1対1だけ です。Androidの折りたたみスマホのように、3つ以上のアプリを並べたり、比率を自由に変えたりはできません。操作をシンプルにするための割り切りと見る声もあります。

4. 閉じた画面がやや狭い

閉じた状態の外側の画面は縦が短く、キーボードを出すと画面の半分ほどが隠れます。普段使いでは「クセが強い」という評価もありました。

5. カメラは「Pro」ではない

カメラは メインと超広角の2つで、望遠はありません。また、開いたまま撮影すると選べる縦横比が限られ、横長の4:3で撮るには閉じるか持ち方を変える必要があります。写真の画質を最優先するなら iPhone 18 Pro / Pro Max のほうが向いています。

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36万円は「1日いくら」か

当サイトでは以前、家電やスマホの値段を 「1日いくら」 で比べる記事を書きました。内閣府の調査では、スマホは平均 4.6年 で買い替えられています。同じ年数で割ると、

モデル価格(最小構成)1日あたり
iPhone Duo364,800円約217円
iPhone 18 Pro Max239,800円約143円
iPhone 18 Pro219,800円約131円

iPhoneを平均使用年数4.6年で使った場合の1日あたりのコスト。iPhone Duoは約217円、iPhone 18 Pro Maxは約143円、iPhone 18 Proは約131円

iPhone 18 Pro との差は 1日約86円。毎日の「大画面で読める・見られる」体験に、1日86円を払う価値があるかどうか ── これがいちばん分かりやすい判断の物差しです。計算の考え方は 家電を「1日いくら」で比べた記事 で詳しく紹介しています。

買っていい人・待つべき人

買っていい人

  • 電子書籍・漫画・資料をよく読む(マット画面と大画面の恩恵がいちばん大きい)
  • 新しいカテゴリの製品を最初に使うこと に価値を感じる
  • タブレットを持ち歩くのをやめて、スマホ1台にまとめたい
  • アプリの対応が進むまでの 数か月の不便を許容できる

待ったほうがいい人

  • 写真・動画の画質 を最優先したい(望遠のある Pro / Pro Max が向く)
  • 片手で長く持つ 使い方が多い(254gは重い)
  • 3つ以上のアプリを並べたいなど、Androidの折りたたみ並みの自由さ を期待している
  • 予算に余裕がない ── 型落ちの iPhone 17 シリーズという選択肢もあります(iPhone 18 Pro の記事 を参照)

買ったら最初にそろえたいもの

1. 60W以上のUSB-C充電器(箱に入っていません)

iPhone Duo の箱には USB-Cケーブルしか入っておらず、充電器(電源アダプタ)は付属しません。Appleによると、60W以上の電源アダプタを使えば、約20分で50%まで 充電できます。手持ちの古い5W・20Wの充電器では、この速さは出ません。

ノートPCも一緒に充電できる 100W・3ポート の充電器なら、iPhone Duo の急速充電に必要な60Wを満たしつつ、ほかの機器もまとめて充電できます。

2. ケース(折りたたみ専用のもの)

折りたたみスマホのケースは、ヒンジ部分の保護の仕方 と 開閉のしやすさ で使い勝手が大きく変わります。発売直後は対応ケースの種類がまだ少ないので、「iPhone Duo 対応」と明記されたもの を選び、MagSafe(磁石での固定)に対応しているかも確認しましょう。

3. ワイヤレス充電器は「Qi2 25W」表記を確認

iPhone Duo は MagSafe と Qi2 に対応していて、ワイヤレス充電は 最大25W です。ただし「MagSafe対応」と書かれた製品でも、磁石でくっつくだけで25Wが出ないものがあります。速く充電したいなら「Qi2 25W」と明記された充電器 を選んでください。

外出先で使う磁石式のモバイルバッテリーなら、釘を刺しても燃えないという新しいセルを採用したAnkerの新製品 も選択肢になります。詳しくは 燃えないモバイルバッテリーの記事 で紹介しています。

よくある質問 (FAQ)

Q1. 今から注文すると、いつ届きますか?

A. 発売時点では品薄で、Apple Storeでは予約直後の注文でも到着が12月ごろと報じられていました。キャリアや家電量販店の在庫状況もあわせて確認し、急ぐ場合でも転売品には手を出さないことをおすすめします。

Q2. 物理SIMは使えますか?

A. 使えません。iPhone Duo は eSIMのみ の対応で、SIMカードを差すトレイがありません。今のスマホで物理SIMを使っている場合は、契約している通信会社でeSIMへの切り替えが必要です。

Q3. Face IDはありますか?

A. ありません。生体認証は電源ボタンと一体になった Touch ID(指紋認証) です。マスクをしていても使える一方、Face IDに慣れている人は、最初は指の動きに慣れが必要です。

Q4. アプリの対応はいつ進みますか?

A. 時期は決まっていません。発売前後で対応アプリは少しずつ増えていると報じられていますが、レビューでは「解消にはしばらく時間がかかる」との見方が一般的です。よく使うアプリが対応しているかを、購入前に確認しておくと安心です。

まとめ

  • iPhone Duo は10月23日発売、価格は 36万4800円から。発売時点で品薄、転売品に注意
  • 評価された点は 目立たない折り目・紙のように読めるマット画面・閉じたときのコンパクトさ
  • 注意点は 重さ254g・アプリの多くが未対応・画面分割は2アプリ1対1・閉じた画面の狭さ・望遠なし
  • 1日あたりにすると 約217円、iPhone 18 Pro との差は 1日約86円
  • 読む・見る用途が多い人、新しいものを最初に使いたい人は買い。画質重視や片手操作中心なら待つ
  • 充電器は付属しない。急速充電には60W以上、ワイヤレスは「Qi2 25W」表記を確認

iPhone Duo は、完成度の高い「1台目」です。ただ、折りたたみiPhoneが本当に便利になるのは、アプリが追いついたとき。今買う人は「その成長を一緒に楽しめるか」、待つ人は「数か月後のアプリ対応の状況」を見て決めるのがいいと思います。

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本記事は 2026年10月24日時点 の Apple 公式情報と、国内メディア(AV Watch、Business Insider Japan ほか)の実機レビュー、各種報道に基づく編集部の調査記事です。編集部は iPhone Duo の実機を使用していません。アプリの対応状況はレビュー公開時点のもので、今後変わります。1日あたりのコストは、内閣府「消費動向調査」(2026年3月)の携帯電話の平均使用年数4.6年で割った編集部の試算です。価格・在庫は変動するため、購入時は Apple および各販売店の最新情報をご確認ください。当サイトの広告表示については アフィリエイト開示 をご覧ください。

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