写真10万枚を10年残すといくら? — iCloudは21万円、最安は0円
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写真10万枚を10年残すといくら? — iCloudは21万円、最安は0円

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この記事の結論 スマホの写真 10万枚(約300GB)を10年間 残すのにかかるお金を、5つの方法で計算しました。いちばん高いのは iCloud+ の21.6万円、次が Google One の17.4万円。一方、Amazonプライム会員なら Amazon Photos に写真を無制限に置けるので、追加費用は0円 です。差は最大で21万円以上。そして見落としがちなのが 「iCloudの崖」。写真が200GBを超えた瞬間、月540円のプランでは足りなくなり、次の 2TBプラン(月1,800円)へ一気に3.3倍 に跳ね上がります。おすすめは 「Amazon Photos(またはiCloud)+外付けSSD」の二重保存。ただしSSDは2026年に入って価格が高騰しているので、買うタイミングには注意してください。

スマホの写真フォルダ、何枚入っていますか?

毎日数枚ずつ撮っていても、10年で数万枚。子どもの成長や旅行を撮る人なら、10万枚 もすぐです。

その写真を「ちゃんと残しておく」には、どこかにお金を払う必要があります。では 10万枚を10年間残すと、いくらかかるのか。誰も計算していなかったので、やってみました。

計算の前提

項目前提
写真1枚のサイズ約3MB(iPhoneの標準形式 HEIF の目安)
1万枚約30GB
10万枚約300GB
期間10年
料金2026年10月時点の公式価格(税込)

※動画は写真よりはるかに容量が大きいので、この記事では 写真だけ で計算しています。動画も残す人は、容量がこの数倍になると考えてください。

結果:10万枚を10年残すコスト

方法使うプラン10年の総額1枚あたり
iCloud+2TB(月1,800円)216,000円2.16円
Google One2TB(月1,450円)174,000円1.74円
iPhone本体を大容量モデルに256GB→512GB(+35,000円)を10年で約2台分約76,000円0.76円
外付けSSD 1TB約3.5万円×10年で2台約70,000円0.70円
Amazon Photosプライム会員(写真は無制限)追加0円0円

写真10万枚を10年保存するコスト。iCloud+ 2TBは216,000円、Google One 2TBは174,000円、iPhone本体の大容量化は約76,000円、外付けSSDは約70,000円、Amazonプライム会員ならAmazon Photosで追加0円

最高と最低の差は21万円以上 です。同じ写真を、同じ10年間置いておくだけなのに。

それぞれの計算の中身を見ていきます。

iCloud+:便利だが「200GBの崖」がある

iPhoneユーザーにいちばん身近なのが iCloud+ です。2026年7月の値上げ後の料金はこうなっています。

プラン月額10年
50GB180円21,600円
200GB540円64,800円
2TB1,800円216,000円
6TB5,500円660,000円
12TB11,000円1,320,000円

注目してほしいのは 200GBと2TBの間 です。写真が200GBに収まっているうちは月540円。ところが 200GBを1GBでも超えると、次は2TBプランしかありません。月額は 540円→1,800円、3.3倍 です。

10万枚(約300GB)はちょうどこの崖を越えたところにいるので、iCloud+だと割高になります。しかも2TBのうち1.7TBは空いたまま、お金だけ払っている状態です。

iCloudの強みは手間がゼロであること。iPhoneで撮った瞬間に自動で保存され、機種変更しても写真がそのまま戻ってきます。この快適さに月1,800円を払うかどうか、という判断になります。

Google One:2TBならiCloudより年4,200円安い

Google One(Googleフォトの容量)は、100GBが月290円(年払いなら年2,900円)、2TBが月1,450円です。

10万枚なら2TBプランが必要で、10年で 174,000円。iCloud+の2TBより 10年で4.2万円安い 計算です。ただし100GBの次は2TBなので、こちらにも「崖」はあります。

iPhone本体を大容量にする:買い替えのたびに払う

「クラウドは毎月お金がかかるから、本体を大容量にしておこう」という考え方もあります。

iPhone 18 Pro は 256GBが219,800円、512GBが254,800円。差額は35,000円です。10万枚(300GB)を本体に入れるなら512GBが必要になります。

ただし、ここに落とし穴があります。スマホは平均4.6年で買い替えられている のです(内閣府の消費動向調査、2026年3月)。10年で約2台分、買い替えのたびに大容量モデルの差額を払う ことになります。35,000円×10年÷4.6年=約76,000円。

しかも本体に入れただけでは バックアップになっていません。iPhoneをなくしたら、写真も一緒に消えます。

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Amazon Photos:プライム会員なら写真は無制限

ここが最大の発見です。

Amazonプライム会員は、Amazon Photos に写真を容量無制限・フル解像度で保存できます。プライムの会費(月600円・年5,900円)に最初から含まれているので、すでに会員の人なら 追加費用は0円 です。

項目内容
写真容量無制限・フル解像度
動画5GBまで(超えると追加プラン)
必要なものAmazonプライム会員(月600円 / 年5,900円)

配送特典や Prime Video のためにすでにプライム会員になっている人は多いはずです。それなのに、写真は iCloud に月1,800円払って置いている ── もしそうなら、写真の置き場所を見直すだけで年21,600円が浮きます。

写真のためだけにプライムに入っても、10年で59,000円。10万枚なら 1枚0.59円 で、iCloud+ の4分の1です。

注意点は2つ。動画は5GBまで なので、動画を大量に残したい人には向きません。また、iPhoneの写真アプリとは別のアプリになるので、iCloudほど自動で何もかもが同期されるわけではない ことは理解しておきましょう。

外付けSSD:最安クラスだが、2026年は高騰中

最後が外付けSSDです。iPhone 15以降はUSB-C端子なので、SSDをケーブル1本でつないで写真を移せます。

1TBのSSDがあれば10万枚(300GB)は余裕で入ります。5年で1回買い替えるとして、10年で2台。約7万円 です。

ただし、ひとつ大きな注意があります。2026年に入って、SSDの値段が大きく上がっています。たとえば SanDisk のエクストリーム ポータブルSSD 1TB は、2025年には1.7万円前後で買えた時期がありましたが、2026年10月時点では3万円台です。この記事の試算も、高騰後の価格で計算しています。値下がりを待てる人は、価格の推移を見ながら買うのがおすすめです。

そしてもうひとつ。SSD1台だけでは、それも「バックアップ」とは言えません。落とす・壊れる・なくすで、写真は消えます。

1万枚なら、話はまったく変わる

ここまでは10万枚の話でした。写真が1万枚(約30GB)の人 だと、順位は大きく入れ替わります。

方法1万枚・10年の総額
iPhone本体(256GBの標準容量で足りる)追加0円
Amazon Photos(プライム会員)追加0円
iCloud+ 50GB21,600円
Google One 100GB29,000円
外付けSSD 1TB(10年で2台)約70,000円

1万枚なら iPhone の標準容量に収まるので、本体だけなら追加費用はかかりません。SSDはむしろいちばん割高 になります。容量が大きすぎるからです。

つまり、写真の枚数によって正解が変わる ということ。自分の写真が何枚・何GBあるかは、iPhoneの「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で確認できます。

結論:おすすめは「クラウド1つ+SSD」の二重保存

お金だけで選ぶなら Amazon Photos が圧勝ですが、大事な写真は1か所だけに置かない のが鉄則です。

タイプおすすめの組み合わせ
プライム会員Amazon Photos+外付けSSD(年1〜2回SSDにもコピー)
手間をかけたくないiCloud+(200GB以内に収める)+外付けSSD
写真が1万枚程度iCloud+ 50GB(月180円)だけでも十分

クラウドは「家が火事になっても残る」、SSDは「サービスが終わっても手元に残る」。性格の違う2か所 に置いておけば、10年後もちゃんと写真が見られます。

よくある質問 (FAQ)

Q1. 写真1枚3MBは本当ですか?

A. 目安です。iPhoneの標準設定(HEIF形式)で撮った写真は、だいたい数MBに収まります。高解像度の設定やRAWで撮ると1枚数十MBになることもあります。自分の写真の合計容量で計算し直すのがいちばん確実です。

Q2. Amazon Photos はプライムをやめたらどうなりますか?

A. プライム会員でなくなると、無料で使える容量は5GBになります。容量を超えた分の扱いはAmazonの規約に従うため、解約する前に写真を別の場所へ移しておく のが安全です。

Q3. iCloudの写真をAmazon Photosに移すのは大変ですか?

A. iPhoneに Amazon Photos アプリを入れて自動アップロードをオンにすれば、端末にある写真から順にアップロードされます。写真が多いと最初は時間がかかるので、Wi-Fi環境で充電しながら進めるのがおすすめです。

Q4. SSDはいつ買うのがいいですか?

A. 2026年はメモリーの価格が上がっていて、SSDも値上がりが続いています。急がない人は価格の推移を見ながら、セール時期を狙うのも手です。

まとめ

  • 写真10万枚(約300GB)を10年残すと、iCloud+は21.6万円、Google Oneは17.4万円
  • Amazonプライム会員なら、Amazon Photosで写真は無制限 → 追加0円
  • iCloud+は 200GBを超えると月540円→1,800円(3.3倍)の崖
  • iPhone本体の大容量化は 買い替えのたびに差額 を払う(10年で約7.6万円)
  • 外付けSSDは最安クラスだが 2026年は高騰中、1台だけではバックアップにならない
  • 正解は 「クラウド1つ+SSD」の二重保存。写真の枚数で最適解が変わる

写真は撮った瞬間はタダですが、残し続けるにはお金がかかります。逆に言えば、置き場所を変えるだけで10年で20万円近く変わることもある。年に一度、自分の写真が何GBあるか確認する習慣をつけておくと、後悔しない選び方ができます。

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本記事の料金は 2026年10月5日時点 の各社公式価格(税込)です。iCloud+は2026年7月17日改定後の料金、Google Oneは2025年10月改定後の料金、Amazonプライムの会費と Amazon Photos の容量は Amazon の案内に基づきます。iPhoneの平均使用年数は内閣府「消費動向調査」(2026年3月実施)の携帯電話の値です。写真1枚3MBは編集部の目安で、実際の容量は撮影設定によって大きく変わります。SSDの価格は変動が大きいため、購入時は必ず最新価格をご確認ください。当サイトの広告表示については アフィリエイト開示 をご覧ください。

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