Metaがメガネからカメラを外した — Ray-Ban Meta 第3世代とAudio
ガジェット全般

Metaがメガネからカメラを外した — Ray-Ban Meta 第3世代とAudio

PR 本記事は広告(アフィリエイトリンク)を含み、リンク経由で購入された場合に報酬を受け取ることがあります。詳細は アフィリエイト開示 をご覧ください。

この記事の結論 カメラ付きメガネを世に広めた張本人のMetaが、カメラを外したAIグラス「Ray-Ban Meta Audio」 を発表しました。重さは 43g、バッテリーは 最大12時間。音楽・通話・Meta AI・ライブ翻訳に絞った「メガネの形をしたオープンイヤーイヤホン」です。ただし 日本発売は2027年予定 で、今は買えません。日本で今すぐ買えるのは、9月24日に発売された第3世代(78,980円〜) です。第2世代(73,700円〜)との差額は約5,000円で、マイクが6個になり通話の雑音を90%以上カット、バッテリーが1時間延びて最大9時間。カメラの画質は変わっていません。写真も撮りたいなら第3世代、カメラは要らないけれど今すぐ耳をふさがない音が欲しいなら、1.7万円のオープンイヤーイヤホンで2027年まで待つ のが現実的な選び方です。

「カメラが付いているから面白い」── スマートグラスは、ずっとそう言われてきました。

そのカメラを、本家のMetaが自分で外しました。

9月23〜24日に開催された Meta Connect 2026 で発表された Ray-Ban Meta Audio は、Meta のAIグラスとして初めてカメラを持たないモデルです。なぜ一番の売りを捨てたのか。そして日本に住む私たちは、今なにを買えて、なにを待つべきなのか。順番に整理します。

Meta Connect 2026で発表された3つのメガネ

製品ひとことで米国価格日本
Ray-Ban Meta (Gen 3)定番の第3世代。薄く、マイク6個、最大9時間449ドル〜9月24日発売・78,980円〜
Ray-Ban Meta Audioカメラなし。43g・最大12時間349ドル〜(10月13日出荷)2027年予定
Meta VR Glasses顔にかける部分が約100gのVRグラス1,299.99ドル2027年春予定

いちばん話題を集めたのは、VRグラスでも第3世代でもなく、いちばん機能が少ない Audio でした。

いちばん面白いのは「カメラを外した」こと

スマートグラスの最大の敵は「周りの人の目」だった

カメラ付きのメガネには、ずっと付きまとう問題があります。かけている本人ではなく、周りの人が落ち着かない ことです。

Ray-Ban Meta には撮影中に正面のLEDが光る仕組みがありますが、それでも「撮られているかもしれない」という感覚は消えません。海外では スマートグラスの着用を禁止する場所やシーンが増えてきている と報じられていて、メーカー側もカメラに物理カバーを付けるなど、試行錯誤を続けてきました。

Metaの答えは、いちばん身もふたもない方法でした。カメラがなければ、撮影を疑われることもない。

カメラを外して手に入れたもの

外したのはカメラだけではありません。その分、軽さと電池持ち が大きく伸びています。

Ray-Ban Metaシリーズのバッテリー駆動時間の比較。カメラなしのRay-Ban Meta Audioが最大12時間で最長、第3世代が最大9時間、第2世代が最大8時間

項目Ray-Ban Meta Audio
カメラなし
重さ43g(MetaのAIグラスで最軽量)
バッテリー本体で 最大12時間、充電ケース込みで最大48時間
できること音楽、通話、メッセージの返信、Meta AI との会話、ライブ翻訳
フレームClubmaster と Burbank の2種類(組み合わせ23通り)
米国での価格349ドル〜(10月13日出荷)
日本2027年予定(価格は未発表)

先行体験したメディアのレポートでは、音質は「おお、音がいい」、43gの軽さは 身にまとう重さだけがすっと軽くなる と表現されていました。

要するに Ray-Ban Meta Audio は、「メガネの形をした、AIアシスタント付きのオープンイヤーイヤホン」 です。耳をふさがずに音楽を聴き、話しかけるだけでAIが答え、外国語の会話を訳してくれる。カメラがない分、会社や学校、ジムにも気兼ねなくかけていける のが最大の価値です。

スポンサーリンク

日本で「今買える」ものと「待つ」もの

ここが日本の読者にとっていちばん大事なところです。

製品日本の状況価格(税込)
Ray-Ban Meta (Gen 3)2026年9月24日 発売済み78,980円〜
Ray-Ban Meta (Gen 2)2026年5月21日から販売73,700円〜(度付き対応の Optics は82,500円・レンズ別)
Oakley Meta HSTN / Vanguard2026年5月21日から販売77,220円〜 / 96,580円〜
Ray-Ban Meta Audio2027年予定未発表(米国349ドル)
Meta VR Glasses2027年春予定未発表(米国1,299.99ドル)

日本では、レイバン・オークリーの直営店と公式オンラインストア、Meta.com のほか、ビックカメラ・ヨドバシカメラなどの家電量販店、メガネ店、ソフトバンク でも扱いがあります。度付きレンズを入れたい人は、メガネ店で相談するのが確実です。

また、発売当初は使えなかった ライブ翻訳が日本語に対応 しました。日本語を含む20言語の間で、相手の話をリアルタイムで訳して耳元で読み上げてくれます。

第3世代と第2世代、差額5,000円で何が変わる?

「今買う」なら、選択肢は第3世代か、値段の落ち着いた第2世代かです。

項目第3世代(Gen 3)第2世代(Gen 2)
日本での価格78,980円〜73,700円〜
カメラ12MP・3K動画12MP・3K動画(同じ)
バッテリー最大9時間最大8時間
マイク6個(背景の雑音を90%以上カット)第3世代より少ない
ボタン自由に割り当てられるアクションボタンなし
フレームより薄型。Wayfarer / Aviator / Zena の27通りWayfarer / Skyler / Headliner ほか
新しい撮影機能ダイナミックフォト、横向き撮影モード—

カメラのセンサーは変わっていません。変わったのは、通話の聞き取りやすさ、電池持ち、かけ心地の3つです。

判断の目安はシンプルで、

  • 電話やオンライン会議でよく使う → 第3世代。マイクの差がいちばん効くところです
  • 写真と音楽がメインで、少しでも安く買いたい → 第2世代の在庫を探す価値あり
  • すでに第2世代を持っている → 買い替えるほどの差ではありません

差額が約5,000円しかないので、迷ったら第3世代 で後悔は少ないはずです。

💡 編集部メモ:ネット通販では、正規価格より大幅に高い並行輸入品が混ざっていることがあります。日本の正規価格(第3世代78,980円〜、第2世代73,700円〜)を目安に、それより極端に高いものは避けてください。技適マークのない海外版は日本で使えません。

カメラなし派は、2027年まで待つ?

Ray-Ban Meta Audio に惹かれたけれど、日本発売は来年。「カメラは要らない。耳をふさがずに音楽と通話ができればいい」 という人は、実は今すぐ近い体験が手に入ります。

それが オープンイヤーイヤホン です。耳の穴をふさがず、耳の上に引っかけて、スピーカーから耳に向けて音を鳴らす ── Ray-Ban Meta Audio の音の出し方と、仕組みはほぼ同じです。

比べる点Ray-Ban Meta Audioオープンイヤーイヤホン
耳をふさがない○○
音楽・通話○○
AIアシスタントMeta AI 内蔵スマホのアシスタントを呼び出す
ライブ翻訳○スマホのアプリで代用
メガネとして使える○×
日本で買える2027年予定今すぐ
価格米国349ドル1.7万円前後

違いは「AIが本体に入っているか」と「メガネを兼ねるか」の2点だけ。普段メガネをかけない人なら、むしろイヤホン型のほうが気軽 です。2027年に Audio が日本に来たとき、改めて乗り換えを考えても遅くありません。

おまけ:100gのVRグラスも2027年春に日本へ

同じ発表会で、もうひとつ気になる製品が出ています。Meta VR Glasses です。

顔にかける部分の重さは 約100g。Metaは「Quest 3 の5分の1」と説明しています。その代わりに約300gの計算ユニットを別に持ち歩く構成で、片目 2412×2288ピクセルのマイクロ有機ELを搭載。バッテリーは最大3時間です。

米国価格は1,299.99ドル、日本でも2027年春に発売予定。ヘッドセット型のVRが重くて続かなかった人には、来年いちばん気になる製品になりそうです。

よくある質問 (FAQ)

Q1. Ray-Ban Meta Audio は日本でいつ買えますか?

A. Metaは 2027年の日本展開を予定 としていますが、2026年9月時点で日本での発売日・価格は発表されていません。米国では10月13日に349ドルから出荷が始まります。

Q2. 海外版を個人輸入して日本で使えますか?

A. おすすめしません。電波を使う機器は、日本の技術基準(いわゆる技適)に適合していないと国内で使えません。日本向けの正規品を待つのが安全です。

Q3. 第2世代を持っていますが、第3世代に買い替えるべき?

A. カメラの性能は同じなので、買い替えるほどの差はありません。通話の多い人がマイク6個に魅力を感じるなら検討の余地がある、という程度です。

Q4. カメラ付きのメガネをかけて出かけても大丈夫ですか?

A. 撮影中は正面のLEDが点灯しますが、それでも気にする人はいます。更衣室・浴場・トイレはもちろん、撮影禁止の場所や、人が密集する電車の中などでは撮影しない、または外す のが大人のマナーです。職場や学校によっては持ち込み自体のルールがあるので、事前に確認してください。

Q5. 度付きレンズにできますか?

A. できます。日本では Ray-Ban Meta Optics(第2世代) が度付きレンズ対応モデルとして販売されています(82,500円・レンズ別)。第3世代で度付きにしたい場合も含め、メガネ店で相談するのが確実です。

まとめ

  • Metaが初の カメラなしAIグラス「Ray-Ban Meta Audio」 を発表。43g・最大12時間、日本は 2027年予定
  • カメラを外した理由は 周りの人のプライバシー。そのぶん軽さと電池持ちを手に入れた
  • 日本で今買えるのは第3世代(78,980円〜) と第2世代(73,700円〜)
  • 第3世代は マイク6個で通話がクリア、電池が1時間延びて最大9時間。カメラは第2世代と同じ
  • カメラなし派は、1.7万円のオープンイヤーイヤホンで2027年を待つ のが現実的
  • 100gのVRグラスも2027年春に日本発売予定

「カメラを付けたから売れた」製品から、あえてカメラを外す。この決断は、スマートグラスが一部のガジェット好きのものから、普通の人が毎日かけるものに変わろうとしている サインだと思います。日本に Audio が来る2027年が、ちょっと楽しみになりました。

あわせて読みたい ワイヤレスイヤホンで耳が痛い!原因と今日からできる対策 6つ — 買い替え前に試してほしいこと 記事を読む → あわせて読みたい 2026年秋の新製品 — 待つべきはスマホだけ。他は今が買い時 記事を読む →

本記事は 2026年9月29日時点 の Meta・Ray-Ban の公式発表および国内外メディアの報道・先行体験レポートに基づく編集部の調査記事です。編集部は各製品の実機を購入・使用していません。Ray-Ban Meta Audio と Meta VR Glasses の日本での発売時期は Meta の予定であり、日本での価格は未発表です。米国価格はドル建ての公式価格です。価格・仕様・販売状況は変動するため、購入時は必ず各販売ページで最新情報をご確認ください。当サイトの広告表示については アフィリエイト開示 をご覧ください。

スポンサーリンク